VMのWEBサービスをSSL化 1/2(SSL化前)

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掲題の通りSSL化前にHTTP接続でVMのWEBサーバにアクセスする設定を行う。

VMイメージのクローン

前回までに最小構成で構築したVMをWEB環境開発用にクローンしておくことにする。

ホストOS側のhostsファイルを編集する

$ cd /etc
$ sudo cp -ip hosts hosts.org
$ sudo vi hosts

VMのドメインは「ubuntu.virtualbox.local」とした

ゲストOS側のhostsファイルを編集する

先程クローンしたVMを起動して、SSH接続で作業します

$ ssh ユーザ名@先程設定したVMのFQDN

接続出来たのでOK.

ゲストOS側も自身の名前解決が出来るようにしておく

$ cd /etc
$ sudo cp -ip hosts hosts.org
$ vi hosts

ゲストOSにApache2をインストール

$ sudo apt install apache2

ゲストOSのファイアウォール設定を変更(ポート80を開ける)

$ sudo ufw allow 80
$ sudo ufw status numbered

ホストOSのブラウザで表示出来るか確認

http://先程設定したVMのFQDN」で接続できるか確認

通常のHTTP接続設定であれば、ここまでの設定でもOK.

先程設定した「ubuntu.virtualbox.local」でアクセスされた場合の専用WEBスペースを作る

$ cd /etc/apache2/sites-available/
$ sudo cp -ip 000-default.conf ubuntu.virtualbox.local.conf
$ sudo vi ubuntu.virtualbox.local.conf

ServerName に先程設定した「ubuntu.virtualbox.local」を指定する形で追記。
DocumentRoot を /var/www/ubuntu とした。

VirtualHostを有効化

$ sudo a2ensite ubuntu.virtualbox.local.conf
$ sudo systemctl restart apache2

404 NotFound に変わったのでOK.
ubuntu.virtualbox.local のドキュメントルートのフォルダを作成する。

$ cd /var/www/
$ sudo mkdir ubuntu

ドキュメントルートフォルダが空っぽなので Index of / で表示されるのOK.

この /var/www/ubuntu にHTMLファイルなどを配置して、ブラウザから ubuntu.virtualbox.local にHTTPアクセスすれば表示出来る状態になった。
コレをベースにオレオレSSL証明書を作成し、HTTPSのVirtualHost設定を行う。

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